腎臓がん 手術&その後 47歳(手術時)男子

腎臓がん(疑い)で手術することになったので記録(2022年2月手術、その後がん確定)

病院にて精密検査&告知 そしてダヴィンチ(da Vinci)手術へ

病院選びと予約

さて、健康診断にて要精密検査となり、紹介状をもらいました。

健康診断に行ったのが土曜日だったので、翌月曜日、病院に電話してまずは予約。

病院どこにしようか、、、、と思ったものの、やはり交通の便がいいところがいいので、札幌駅近くの大きな病院にしました。

11月下旬に出張予定があったので(コロナが盛り上がってない時期だった)、精密検査は出張後に予約しました!

ところで精密検査って。。

ところで、ここまであまり大きな病気になったことなく、精密検査の段取りもわからなかったので、、、いろいろネットで調べてみました。

腎臓の腫瘤(腎がん)の検査は、腹部エコーで疑いが出たら、たいていはCT検査(何かしらの理由でCTをできない場合はMRI検査)を行うようです。しかもCT検査でも「造影剤」というものを使用するCT検査を行うとのこと。。。。

ま、結局、何かしらの注射を打ち、注射で造影剤なる液体を入れながらCTをとるそうです。注射か、痛そうだな、、。

病院へGO

そして、精密検査当日。

病院にいって受付を済ませ、まずは診察。朝イチで予約をしていたので、比較的待たずに呼ばれる。大きな病院ってすごく待たされるイメージがあったのですが、よかった。

で、紹介状はすでに渡してありますが、まずはエコーでちょっと再確認。

「確かに何かありますねー」

ということで、CTスキャンをとることに。

造影剤CTへ

ちなみにCTをとるのもはじめて。(MRIは以前別件でかかったことがある)

まず、造影剤を入れるための注射針を入れます。この病院では注射針を入れるところは "注射コーナー" のような別部署がありました。

そこで注射針を入れてもらい、CTを撮るところがある別フロアへてくてく移動。腕に注射針入れてるんだけど、まわりの一般の人から痛々しく見えないだろか、、、なんて思いながら。注射針を入れるときはさすがにチクっとしたものの、

さて、CT撮影。造影剤入れてる間、「背中とお尻のあたりが熱くなりますー」と説明され、ドキドキしながらスタート。確かに!言われた通りに熱くなった。非情に不思議な感覚。

CTの結果は・・・

「腎臓がんですね」

典型的な腎臓がんの画像であるとのこと。確かにまるいのが映っている。ま、覚悟はしてたけど「そうかー」って感じ。

サイズは2.9cmとのことで、ステージでいうと「T1a」というものになるそう。手術でとるのが基本的な対応で、とってしまえば、5年生存率?も90%以上とのことで、基本は、とったら治るものとのこと。この時点ではリンパとかまわりへの転移もないとのことでした。

で、腎臓がんの場合は実際の細胞を検査する?いわゆる生検は通常は行わないらしく、画像診断をもって、「手術でとりましょう」となります。事前にネットでいろいろググっていても、確かにほとんどがそういう記述で紹介されてました。

今のところ、最短で2月x日になるんですがどうでしょうか?と言われたので、

「ではその日で仮決めで!」

と、仕事の打ち合わせ日決めるみたいな感じで決めました。

それにしても、早くて2月中旬とは、結構人気なのね。何の制約かはわからないけど。

 

特にもったいぶられるわけでもなくさらっと言われ、腫瘤大きさのため、というのもあるかもしれないけど、手術すれば普通に治る病気である、という感じなのでしょうね。

だいたい、経過が順調なら、術後一週間くらい入院してから退院で、退院してからは普通に仕事に行けると言われました。

また、術後は、最初は一か月、その後は半年(最初は3か月だったかな、、、)おきくらいに定期的に検査するくらいで、いわゆる抗がん剤治療などはないらしいです。これは確かに、いろんなWebページを見てもそんな感じで書いてありました。

ダヴィンチ手術へ

なお、腎臓がんの説明の際にも先生から「おぎやはぎさんが~」と説明されました。

私も今回の件があるまで知らなかったのですが、まさに腎臓がんを経験されてるようですね。

www.aflac.co.jp

ちなみに私もおぎやはぎさん同様、「ダヴィンチ」(da Vinci)での手術の予定。術後の回復が早いということなので期待しています。

dot.asahi.com

病院の先生からも別途家族への説明を設けてくれるとのことで、次回の検査と説明の日についても併せて予約

www.asahi.com

xtech.nikkei.com

家族への連絡

ま、手術を受けるからには、家族に連絡しないわけにはいかない。

健康診断でひっかかって精密検査を受け、手術することになった旨を妻に伝えました。淡々と。まぁ、びっくりはしていたけど、がん(伝えた時点では疑い)であることを伝えられたときの、家族側の反応っていうのもなかなか難しいですよね。たぶん、心配してるのをあまり言いすぎても本人に対してどうか、とも思います。

ちなみに、遠方に住む親にも少し後で伝えました。親のほうがより、心配してる感じではありました。うちは特にがん家系ではなかったというのもあるかも。親に伝えるほうが、よけい神経使いました。おぎやはぎさんの記事でも、親にどう伝えるかに言及しているくだりがありましたね。

会社への連絡

直属の上司には手術で休む予定について連絡。"がん" と言うとちょっとシリアスにとらえられるし、変に同情されるのも嫌だったので、今回の段階では細かいことは周囲(家族以外)には特に伝えませんでした。実際、現段階では「疑い」で "がん" かどうかもわからないですし。

転移のない「T1a」の腎臓がんは、通常であれば切除して終わりで抗がん剤治療もないので、入院して手術して1.5週間ほど休むことを伝えました。直属の上司以外については、長期の休暇を取ることのみを伝え、理由を聞かれた場合には「ちょっと健康診断でひっかかって入院するんですよねー」と伝えました。期間も短いので夏休み+α程度の休みの期間で済む予定なのもよかった。あとは、高額医療の認定書をもらうために担当部署へ連絡。これは事務的に済みました。

 

※この内容は当時を思い出して、手術直前や手術後に書いてます。