病院選びと予約
さて、健康診断にて要精密検査となり、紹介状をもらいました。
健康診断に行ったのが土曜日だったので、翌月曜日、病院に電話してまずは予約。
病院どこにしようか、、、、と思ったものの、やはり交通の便がいいところがいいので、札幌駅近くの大きな病院にしました。
11月下旬に出張予定があったので(コロナが盛り上がってない時期だった)、精密検査は出張後に予約しました!
ところで精密検査って。。
ところで、ここまであまり大きな病気になったことなく、精密検査の段取りもわからなかったので、、、いろいろネットで調べてみました。
腎臓の腫瘤(腎がん)の検査は、腹部エコーで疑いが出たら、たいていはCT検査(何かしらの理由でCTをできない場合はMRI検査)を行うようです。しかもCT検査でも「造影剤」というものを使用するCT検査を行うとのこと。。。。
ま、結局、何かしらの注射を打ち、注射で造影剤なる液体を入れながらCTをとるそうです。注射か、痛そうだな、、。
病院へGO
そして、精密検査当日。
病院にいって受付を済ませ、まずは診察。朝イチで予約をしていたので、比較的待たずに呼ばれる。大きな病院ってすごく待たされるイメージがあったのですが、よかった。
で、紹介状はすでに渡してありますが、まずはエコーでちょっと再確認。
「確かに何かありますねー」
ということで、CTスキャンをとることに。
造影剤CTへ
ちなみにCTをとるのもはじめて。(MRIは以前別件でかかったことがある)
まず、造影剤を入れるための注射針を入れます。この病院では注射針を入れるところは "注射コーナー" のような別部署がありました。
そこで注射針を入れてもらい、CTを撮るところがある別フロアへてくてく移動。腕に注射針入れてるんだけど、まわりの一般の人から痛々しく見えないだろか、、、なんて思いながら。注射針を入れるときはさすがにチクっとしたものの、
さて、CT撮影。造影剤入れてる間、「背中とお尻のあたりが熱くなりますー」と説明され、ドキドキしながらスタート。確かに!言われた通りに熱くなった。非情に不思議な感覚。
CTの結果は・・・
「腎臓がんですね」
典型的な腎臓がんの画像であるとのこと。確かにまるいのが映っている。ま、覚悟はしてたけど「そうかー」って感じ。
サイズは2.9cmとのことで、ステージでいうと「T1a」というものになるそう。手術でとるのが基本的な対応で、とってしまえば、5年生存率?も90%以上とのことで、基本は、とったら治るものとのこと。この時点ではリンパとかまわりへの転移もないとのことでした。
で、腎臓がんの場合は実際の細胞を検査する?いわゆる生検は通常は行わないらしく、画像診断をもって、「手術でとりましょう」となります。事前にネットでいろいろググっていても、確かにほとんどがそういう記述で紹介されてました。
今のところ、最短で2月x日になるんですがどうでしょうか?と言われたので、
「ではその日で仮決めで!」
と、仕事の打ち合わせ日決めるみたいな感じで決めました。
それにしても、早くて2月中旬とは、結構人気なのね。何の制約かはわからないけど。
特にもったいぶられるわけでもなくさらっと言われ、腫瘤大きさのため、というのもあるかもしれないけど、手術すれば普通に治る病気である、という感じなのでしょうね。
だいたい、経過が順調なら、術後一週間くらい入院してから退院で、退院してからは普通に仕事に行けると言われました。
また、術後は、最初は一か月、その後は半年(最初は3か月だったかな、、、)おきくらいに定期的に検査するくらいで、いわゆる抗がん剤治療などはないらしいです。これは確かに、いろんなWebページを見てもそんな感じで書いてありました。
ダヴィンチ手術へ
なお、腎臓がんの説明の際にも先生から「おぎやはぎさんが~」と説明されました。
私も今回の件があるまで知らなかったのですが、まさに腎臓がんを経験されてるようですね。
ちなみに私もおぎやはぎさん同様、「ダヴィンチ」(da Vinci)での手術の予定。術後の回復が早いということなので期待しています。
病院の先生からも別途家族への説明を設けてくれるとのことで、次回の検査と説明の日についても併せて予約
家族への連絡
ま、手術を受けるからには、家族に連絡しないわけにはいかない。
健康診断でひっかかって精密検査を受け、手術することになった旨を妻に伝えました。淡々と。まぁ、びっくりはしていたけど、がん(伝えた時点では疑い)であることを伝えられたときの、家族側の反応っていうのもなかなか難しいですよね。たぶん、心配してるのをあまり言いすぎても本人に対してどうか、とも思います。
ちなみに、遠方に住む親にも少し後で伝えました。親のほうがより、心配してる感じではありました。うちは特にがん家系ではなかったというのもあるかも。親に伝えるほうが、よけい神経使いました。おぎやはぎさんの記事でも、親にどう伝えるかに言及しているくだりがありましたね。
会社への連絡
直属の上司には手術で休む予定について連絡。"がん" と言うとちょっとシリアスにとらえられるし、変に同情されるのも嫌だったので、今回の段階では細かいことは周囲(家族以外)には特に伝えませんでした。実際、現段階では「疑い」で "がん" かどうかもわからないですし。
転移のない「T1a」の腎臓がんは、通常であれば切除して終わりで抗がん剤治療もないので、入院して手術して1.5週間ほど休むことを伝えました。直属の上司以外については、長期の休暇を取ることのみを伝え、理由を聞かれた場合には「ちょっと健康診断でひっかかって入院するんですよねー」と伝えました。期間も短いので夏休み+α程度の休みの期間で済む予定なのもよかった。あとは、高額医療の認定書をもらうために担当部署へ連絡。これは事務的に済みました。
※この内容は当時を思い出して、手術直前や手術後に書いてます。